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管楽器

日本の横笛

冬季オリンピックもたけなわ金メダルにわく日本国内ですが、

男子フィギュアースケートで世界に流れた曲

“SEIMEI”には、
日本の伝統楽器が、いくつか使われています。
その一つに笛の音色があります。
竹の管で作られ、歌口(うたぐち)と指孔(ゆびあな)を持ち横にして吹く笛で横笛の総称で呼ばれています。
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雅楽で使う管楽器の一つに龍笛(りゅうてき、竜笛)が、あります。能管、篠笛など和楽器の横笛全般の原型・先祖であるとも考えられています。

能管(のうかん)は、日本の横笛の一つです。能だけではなく歌舞伎、寄席囃子や祇園囃子でも用いられます。独特の音を生むために内側の狭い部分が作られているのが特徴です。

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篠笛(しのぶえ)は篠竹(雌竹)を切って空気が通るようにして、途中に音程を作るための穴を開けただけのシンプルな構造ですが、遠くまで通る澄んだ音がします。漆や合成樹脂を管の内面に塗っているものもあります。
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どちらかというとシリアスな雰囲気をかもし出す場面でよく使われますが、

横笛の静かな音色に合わせての回転ジャンプ、激しい和太鼓の音に合わせた繊細なステップやターン、なんとも日本的な静&動の使い方で、SEIMEIは、演じられました。
一味違った使い方の雰囲気の笛の音色。実は、金メダルを招く魔力をも持っていたみたいです〜